歩行時間 5時間7分
コース
道の駅みょうぎ09:30 →(13分)→ 妙義神社09:43 →(17分)→ 第一見晴10:00 →(20分)→ 10:20第二見晴10:30 →(84分)→ 11:18四阿11:54 →(53分)→ 12:47大砲岩13:10 →(5分)→ 第四石門13:15 →(45分)→ 石門群登山道入口14:00 →(26分)→ 大人場14:26 →(44分)→ 15:10道の駅みょうぎ
トイレ 道の駅みょうぎにあり。
マップ
日本三大奇景の一つである妙義山の中間道を歩いてきました。
富岡市発行の登山マップを見てもわかるように、山頂付近は危険マークだらけの超上級者コースです。
一般の登山者は中間道とよばれる中腹を歩きます。
空は文句なしの快晴!
道の駅みょうぎからスタートです。
道路を右に進むとすぐ左側に妙義神社への道が現れます。
真っすぐ進むと妙義神社。
立派なしだれ桜の木。
花が咲いたら綺麗だろうな~。
お天気もいいし、紅葉も見ごろだし。
最高のハイキング日和だな♪
妙義山の岩肌はどこを見ても絵になるな。
妙義神社を真っすぐ登って行ったら左に行くと登山道があります。
前半は最初こそ上りがありますが、アップダウンの少ない道です。
10分ほど歩くと山の中腹にある「大」の字からのルートと合流し、すぐ先に第一見晴らしがあります。
第一見晴らしの眺め。
金銅山が見えます。
前半は木に囲まれた平和な山道です。。
だんだん岩肌が迫ってくる道に変化していきます。
落石注意の看板が頻出しだしました。
こんな大きな岩が落ちてきたらひとたまりもないですね;;
ぐにゃぐにゃの木。
1本の木なのかな。何がどうなってこんなことに!?
第二見晴まで来ました。
第二見晴は岩場を上ります。
鎖もありますがなくても登れます。
見晴し台からはギザギザがよく見えます。
見晴し台を下りて先へ進みます。
周りの景色は迫力ありますが、道自体は歩きやすいです。
岩がどんどん迫ってくる・・
岩場を下りたり、すこし道が狭いとこがあったり、程よくアクセントがあります。
本読みの像。
お地蔵さんの手の上に平べったい石が乗ってます。自然のままなのか後から乗せたのかわかりませんが確かに本を読んでるように見える。
そしてこういう所にはもれなく小銭がお供えされてますね。
中間道を歩くだけでも、妙義山の荒々しい姿を感じることが出来ます。
四阿(あずまや)に着きました。
白雲山がすぐ目の前にあります。
四阿からはぐんぐん上っていきます。
九十九折りの上り。
上りが続きますがそれほど急ではないので疲れません。
紅葉や、木々の隙間から見える岩山の景色を見ながらゆっくり上ってるからというのもあるかも。
見事な黄色♪
細い尾根上に設置された長い鉄階段が現れました。
本当に細い尾根。
左右が切れ落ちてます。
高所恐怖症の人はクラクラするかも。。
鉄階段の後は迫りくる岩。
人がとても小さく見えます・・・
次から次へと現れる景色にワクワクします♪
コース前半は青葉でしたが、後半は紅葉が進んでました。
見晴台のように突き出た部分から歩いてきた方面が見えました。
よく居ると細尾根の鉄階段を歩く人の姿が見えます。(写真ではほぼわかりませんが)
大砲岩のとこまで来ました。
コースとしては中之岳神社方面へ進みますが、オットが大砲岩の方へ歩いて行く・・
大砲岩へは一度鎖場を下りて向こう側にある岩を登ります。
登らなくても充分いい景色。
街も見えました。
おそるおそる「大砲岩に行くの?」と聞くと「うん」というなんとも軽い返事。
しょうがない・・
危険なとこはいつも避けてたけど、たまには挑戦してみてもいいか(汗)
大きな岩を下りると大砲岩への鎖場が現れます。
この鎖場を登るとさらに長い鎖がほぼ垂直に垂れさがっています。
でも足がかけやすいようにくぼみが出来てるので上りやすかったです。
だけど上に登ったら足元の直径5~60センチの岩の前後は断崖絶壁。
すごい高度感で足がすくみます。
上方に向いてる岩が大砲岩。
怖くて大砲岩まで行けませんでした(汗)
でも見晴し最高ー!
大砲岩・天狗のひょうてい・胎内くぐりと3方向にわかれて名前の付いた岩があります。
この細い岩の先に胎内くぐりがあります。
右は思い切り切れ落ちてるし、左の手すりと足元の岩も間があいてて怖い( ̄ロ ̄|||)
胎内くぐり。
この岩の左右を通り抜ける穴があいてるのですが、ここからは全く見えず。
鎖も何もなくて、どうやって通るのー!?
ずっと下まで切れ落ちてます。
立ち上がるのも怖い。
こちらは天狗のひょうてい。
岩登り自体は頑張ればできそうな気もするけど、小さめの岩を何個か渡ってあっち側に行くのが恐怖。
とりあえず上に登っただけで満足したので冒険はせずに下りました;;
最初に下った鎖場が可愛く見える。
大砲岩の分岐から少し歩くと第4石門に着きました。
とーっても大きな石の門。
門の向こうに大砲岩とゆらぎ岩。
第4石門は休憩のできる広場になってます。
背後にある石門の巨大さが伝わるでしょうか。
自然の力ってすごい。
第4石門から石門巡りのコースを歩きます。
柱状の岩が何本も。 不思議な光景。
第1第2石門を通る中級コースと迂回するコースの分岐まで来ました。
石門方向はいきなり鎖場。
またもやオットは「鎖場通らないと妙義山に来た意味なくない?」とか言って、さっさと行ってしまった。
え~っ!?・・まじか。。( ̄Д ̄;)
私も心を決めて鎖場へ!
最初の鎖場は2か所あってどちらからでも登れます。
オットの行った方はトラバース気味だったので、トラバース嫌いの私は真っすぐ登る方を選択。
傾斜がきつく上りづらかった;;
上の方は狭くなってて足の置き場に迷います。
第1の鎖場が過ぎたら、今度はさらにすごい鎖場。
「つるべさがり」です。
傾斜が急な上、長い!
右側の鎖を登ってみると、足をかけるとこもないし岩が濡れてて滑る;;
力ずくで中間まできましたが、ものすごく体力を消耗し、もう上れる気がしない・・・。
「もう無理~!!!」「行けないよ~」と弱音を吐きまくる私。
左側の鎖を上ってきたオットが、「こっちの方が上りやすいかも」と言うので、へっぴり腰で横移動し左の鎖で登ったらスムーズに上れました♪
上りきったところは岩と岩にはさまれとても狭くなっています。
オットがその隙間に挟まり身動きが取れず焦ってました( ̄ー ̄)
「つるべさがり」を登りきると、そのまま「たてばり」を急降下。
そして一息つく場所もなく、「かにの横ばい」をトラバース。
かにの横ばいはつま先を置けるスペースがあるので慎重に進めば恐怖感はなかったです。
怖かったけどまた挑戦出来そうだな、と思えるくらいの難易度でした。
第2石門。
あの穴を上って下りました。
第1石門。
門がいっぱい。
浸食や風化ででこんな風に真ん中に穴が開くなんて面白い。
紅葉と石門の眺めが素晴らしかったです♪
逆から来る場合は、ここで鎖場と迂回路の分岐になります。
石門付近の地図。
この景色を見るだけでも価値あるかも。
今日一番感動した眺めです。
さいごに可愛い鎖場、「かにのこてしらべ」。
後ろには第1石門、第2石門が見えてます。
道路に出ました。
しばらく歩きます。
一本杉の案内のあるところから再び山道へ。
そしてまた道路にでてずーっと歩いて道の駅に戻ってきました。
すぐ隣にあるふるさと美術館のコスモスが綺麗に咲いていました。
そして紅葉も綺麗だった♪
車で15分ほど移動してめがね橋に寄ってきました。
夕方でしたが、まだ観光客が多くいました。
・ぷち登山
・山と高原地図 21 西上州 妙義山・荒船山
・富岡市発行 妙義山登山まっぷ[PDF]
・富岡市発行 妙義山周辺ガイドマップ[PDF]