歩行時間 (1日目)4時間17分 (2日目)3時間40分
コース
(1日目)
麦草ヒュッテ10:48 →(57分)→ 丸山11:45 →(21分)→ 12:06高見石小屋12:38 →(61分)→ 13:39中山展望台13:46 →(41分)→ 中山峠14:27 →(77分)→ 15:44しらびそ小屋
(2日目)
しらびそ小屋08:59 →(92分)→ 中山峠10:31 →(5分)→ 10:36黒百合ヒュッテ12:00 →(48分)→ 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐12:48 →(75分)→ 14:03渋御殿湯
トイレ麦草ヒュッテ、高見石小屋、しらびそ小屋、黒百合ヒュッテにあり。
マップ
初めて行った、八ヶ岳の苔のじゅうたんと原生林の森の虜になり、毎年行きたい!と思いましたが2年ぶりに行けるチャンスがやってきました。
(9/22-23に行きましたがアップが遅くなりました;;)
今回は山よりしらびそ小屋での宿泊と食べ物メインの山旅です。
スタートは麦草峠から。
JR中央本線の茅野駅からアルピコ交通・麦草峠線のバスに乗って1時間で麦草ヒュッテのある麦草峠に着きます。
歩き始めたらすぐに分岐があるので、丸山・高見石方面へ
鉄砲水が流れた後のような荒れ気味の道。
しらびその森の中をずっと歩きます。いい雰囲気♪
岩がちのピーク。丸山山頂につきました。
周りは木に囲まれた狭い空間です。
丸山から真っすぐのびる道を下ります。
静かでなんだか不思議な空気が流れてる気がする。
下ったところを見上げた図。
下っていくと高見石小屋の脇にでました。
正面にまわったところ。
ちょっと休憩。
名物の揚げパンと、きのこ汁を頂きました。
揚げパンは周りがカリカリ、中がふわふわで想像以上に美味しかったです♪
メニュー
小屋前からは、歩いてきた道以外に中山・天狗岳方面と白駒池方面の道があります。
私たちは中山方面へ
こんな雰囲気のゆるい上りが延々と続きます。
森を抜け中山展望台にでました。
縞枯れ現象と、その向こうには蓼科山が見えます。
今日は雲が多くてちょっとすっきりしない天気。
でも遠くの方の山が見えた!
展望台から少し進むと中山山頂のはずですが、どこだかわからないまま下りが現われました(爆)
結構急で大きな岩もあり下りにくいです。
その後はなだらかな道。
東天狗岳と稲子岳
中山峠につきました。
ここから西方向に少し行けば黒百合ヒュッテがあります。
そちらには明日行く予定。
今日はしらびそ小屋を目指し、反対方向を進みます。
中山峠から突然の急な下り。
いままでの平和な道とは違い、緊張しながら歩きます。
しばらく下ってようやく平坦な道に。
それにしても北八ツはどこ歩いても絵になる癒し空間が広がってるな~。
ここなら森の妖精がいても不思議じゃない。
みどり池のほとりにたつしらびそ小屋が見えました♪
到着~!
それにしても今日はあまり人に合わなかったな。
時期外れの平日はこんなに人が少ないのかな。
でも静かでいい感じ^^
宿泊の手続きをして、テーブルでひと休み。
かりんとうとクマザサ茶を出していただきました♪
「今日はリスきましたか?」と聞くと、おかあさんが「今は木の実がいっぱいあるから来るかな~?」と言いながら餌台にひまわりの種をこんもり入れてくれました。
すると間もなくリスがやってきました♪
か、かわゆい~~(♥͈ω♥)
ガラス越しですが間近で見ても逃げることなく延々とひまわりの種を食べてます。
ウソもやってきました。
ずっと見てても全然飽きない。。
この日の宿泊者は私たち以外に若いカップル1組とNHKのにっぽんトレッキング100の取材で連泊していた男性1名だけで、小屋のお父さんお母さんとみんなで夜ごはんを食べました。
お父さんはかわいいし、お母さんはおもしろいし。とっても楽しい夕食でした♪
夕食後は山の雑誌や本を眺めながらのんびり過ごしました。
なんて贅沢な時間♪
夜の間じゅう雨が降り、真っ白な靄の幻想的な朝を迎えました。
えさ台には鳥たちが朝ごはんを食べにきていました。
朝ごはんは、今回の山旅の目的と言っても過言ではない、薪ストーブで焼いた厚切りトーストです♪
このビジュアルだけで顔がほころびます(*´μ`*)
リスや鳥たちを眺めながら頂く朝食。幸せすぎるー。
今回は時間にも追われず、出発ものんびり。
靄の中を、昨日来た道をたどって黒百合ヒュッテに向かいました。
道が急になってきて、中山峠直前の急登へさしかかる辺り。
後ろを歩くrieちゃんの方を振り向こうとした時に茶色い物体が目に飛び込んできました。
「うわ!カモシカだっ!!」
全然気付かなかったのですが、すぐ目の前にカモシカがいました。
しばらく止まって様子を見てたらこちらを見ながらジリジリと近寄ってきます。
「こ、こわい・・(汗) どうしたらいいーーー!???」
とrieちゃんに助けを求め、来た道を少し戻って距離をとるとさっきまで私がいた所を通って登山道を横切っていきました。
「あ、私が邪魔だったんだね^^;」
山をのぼっていくカモシカを見送ってから、急登を一気にのぼりました。
途中、雲海から顔をだす山が見えました。
相変わらず山座同定ができないけど、幻想的♪
黒百合ヒュッテに到着^^
お昼にしようと思ったけどまだ少し時間が早い。目の前の岩々のところが気になったのであそこまで上ってみることにしました。
天狗岳方面の岩だらけの道を上っていくと先ほど見た岩々の場所につきます。
ちょっと見渡せるというくらいで、何があるわけでもないんですが(苦笑)
黒百合ヒュッテが見えてます。
雲海が広がってます。
今日も曇りかな?
上ってきた道を戻って、黒百合ヒュッテに入りました。
売店コーナーの天井にはかわいいランプたち。
グッズもかわいいものが沢山あります。
お昼はシチューを頂きました。
と言っても、朝ごはんが遅めだったのであまりお腹が空いてなくて1人分を半分こして食べました^^;
お肉ホロホロでした。
黒百合ヒュッテから渋の湯へ向かいます。道標は奥蓼科登山口・唐沢鉱泉と書いてある方へ進みます。
こちらは和の渋みを感じる道です。
今までの道より木が黒いからかな?
岩の上を歩いていくので、雨にぬれて滑らないように・・と気を使います。
「こちら迂回路あります」の可愛い標識。
右の道も行けそうだけど標識に従って迂回路を行きました。
迂回路が終わって右の道を見ると岩が苔に覆われてとても歩きにくそうな道だったので迂回路で正解だったかもしれない。
分岐を渋の湯入口方面へ。
細めのこんな雰囲気の道を延々進みます。
(こんな雰囲気って、北八ツ全体こんななんですけどね;)
広めの空間の分岐を奥蓼科登山口バス停方面へ。
どこもかしこも苔だらけで癒されます。
もう少しで登山口ですが、最後まで苔だらけ。
渋の湯に出てきました。
バスの時間まで余裕があったので、温泉に寄りました。
とっても素朴な旅館。良く言えば秘湯感漂ってます。
入浴料は1000円。
床も壁も全部木です。
木の香りが漂ってます。
ドライヤーや化粧台はありません。
渋の湯15:00発のバスに乗り茅野駅まで戻りました。
今回は山ではなく小屋目的でしたが、人も少なくてのんびりとした時間を過ごせてよかったです。
八ヶ岳はやっぱりいいな~♪
・山と高原地図 32 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰
・2万5千分1地形図