【中房温泉からの往復コース】
歩行時間 (1日目)6時間17分 (2日目)3時間26分
コース
(1日目)
中房温泉6:02 →(43分)→ 6:45第一ベンチ6:52 →(31分)→ 第二ベンチ7:23 →(101分)→ 9:04富士見ベンチ9:16 →(30分)→ 9:46合戦小屋9:59 →(100分)→ 11:39燕山荘12:42 →(34分)→ 13:16燕岳13:31 →(38分)→ 14:22燕山荘
(2日目)
燕山荘6:30ー(206分 休憩20分くらい)→ 中房温泉10:16
トイレ 中房温泉、合戦小屋、燕山荘にあり
マップ
今年の夏の山旅は燕岳へ。
ほんとは一ノ沢から常念岳に登って大天井岳~燕岳と縦走をしようと思ってたのですが、台風の影響で予定を1週ずらし、それでも天候に恵まれず縦走は断念しました><
というわけで、一ノ沢まで行こうと予約していたタクシーで中房温泉へ。
中房温泉ならバスも出ています。
思いがけず贅沢してしまった・・・
登山口の中房温泉には日帰り温泉があります。
少し下ったところにもあります。
登り始めから結構な勾配。
樹林帯の視界のない道を延々登ります。
全部でベンチが4か所あります。
第一ベンチ。
猛暑で山に行ってなかったから体力が落ちてるな;
坂がキツイ・・
第二ベンチ
夏は白い花が咲いていたゴゼンタチバナ。
ヤマハハコ。素朴で好き。
ヨツバヒヨドリかな?
ヨメナ?
きれいに並んだ穴をよく目にしました。
いったいこれは何なんだろう?
と思って調べたら、葉が若い時巻かれた状態になってて、虫が食べた後に葉が広がってできたものらしい。
富士見ベンチ。
花崗岩の大きな岩が増え始めました。
ホッとする平らな道^^;
和の庭園ぽい空間が現れたら合戦小屋までもうすぐ。
可愛い案内板♪
合戦小屋に到着しました。
ここまで結構長かったな~。
道標のフォントがかっこいい。
合戦小屋の鬼のレリーフ。横に由来の説明書きがあります。
みんなスイカを食べてました。
疲れた体に水分たっぷりのスイカは最高ですね♪
リンドウが今にも咲きそう。
もう秋だな。
合戦小屋からは緩やかな上りになります。
視界が開けて周りが見える♪
赤い葉もチラホラ。
ナナカマド越しに燕山荘と燕岳が見えました。
いい眺めだな~。
青空ならもっと絵になる素敵な風景です。
燕山荘が見えてからも結構歩き、ようやくゴールが目の前に。
山小屋手前はお花畑になっていました。
振り返ったところ。
奥に目をやると、歩いてきた道がみえました。
ウメバチソウ
ミヤマトリカブト
ヨツバシオガマ
オンタデ
燕山荘に到着!
振り返ると目の前に燕岳が見えます。
北アルプスの山並みも一望。
いったん燕山荘で宿泊の受付をしてお昼にします。
食堂でチキンカレーを頂きました。
肉がホロホロでおいしかった^^
山頂まで行こうと外に出ると雨が降り出していました。
でも明日の方が天気が悪い予報だったので、雨具を着て山頂に向かいました。
歩き始めると強烈な風が吹きつけてきます。
「うわ~、体がもってかれるー!」(゚Д゚;)
山頂に辿りつけないんじゃないかと心が折れそうになりながら、ゆっくり進みました。
あまりに凄い風の中、rieちゃんが私の方を振り返ると、私が笑っていたみたいで(自覚なし)「壊れたかと思った」そうな・・^^;
だんだん雨が上がり、グレー一色だった景色が雲がサーっとひいて槍ヶ岳が見えてきました。
山頂には台湾からのグループのみ。
この暴風雨の中、山頂に向かっていたのはこのグループと私たち2人だけでした(^^;
山頂に着くと私たちだけになり、ガスもとれて周りの景色をのんびり静かに楽しむことができました♪
北燕岳。
右側は真っ白です。
燕山荘
燕山荘から大天井岳へつづく稜線と大天井岳
奥に見えるのは去年行った双六岳かな!?
山頂付近の道は砂浜のような土と岩とハイマツ。
メガネ岩
左の斜面下に猿が沢山いました。
子ザルたちがじゃれあっていてかわいい。
振り返って燕岳。
ナナカマドの赤い実が沢山生っていました。
イルカ岩はどこにあるのかな?と思ったら燕山荘手前にありました。
行きには気づかないような角度にあります。
斜面に目をやると、コマクサがまだ咲き残っていました( ゚Д゚)
力強いなぁ、パワーをもらえました♪
山男。
夜ご飯はチーズハンバーグや煮魚と総菜、サラダにゼリー。
オーナーのお話とホルンも聞けました♪
朝ごはん。
梅干しも2個いただきました。
山小屋の梅干しって美味しい(*^^*)
帰りは朝から雨だったので、雨具を着てもくもくと下りていきました。
途中で雨も上がり晴れ間も見えたりしたので、雨具を脱いで半袖で降りていきました。
でも山頂は雲がかかり、予報通り風が吹き荒れているらしい。
山の天気は難しい。
・燕山荘
・燕岳の天気予報 てんきとくらす