【北沢峠からの一般的な周回コース】
歩行時間 8時間54分
コース
大平山荘5:01→(17分)→北沢峠5:18→(10分)→5:28長衛小屋5:35→(35分)→6:10仙水小屋6:18→(36分)→6:54仙水峠7:10→(100分)→8:50駒津峰8:59→(32分)→9:31六方石9:38→(78分)→10:56甲斐駒ヶ岳11:00→(80分)→12:20駒津峰12:30→(49分)→13:19双児山13:23→(87分)→14:50北沢峠15:06(10分)→15:16大平山荘
トイレ 大平山荘、北沢峠、長衛小屋、双児山手前(携帯トイレブース)にあり
マップ
鳥海山に行く予定だった週末、新潟方面が大雨のため急遽甲斐駒ヶ岳に変更して登ってきました。
仙流荘から先の林道は一般車通行禁止のため、ここ(戸台パーク)を拠点として北沢峠までのバスが出ています。
北沢峠行きともう一つ、分杭峠(ぶんぐいとうげ)行きのバスが出ています。分杭峠行きのバス停には観光客らしき人たちが何人か並んでいました。
景観的に何があるわけでもないみたいですが、パワースポットとして有名だそうです。
仙流荘のある戸台パークの駐車場はとても広くて約700台駐車できます。
仙流荘には日帰り温泉もあります。
北沢峠に向かう登山者で長い列ができていましたが、全員が座れるように何台もマイクロバスを出してくれます。
初日は小屋に泊まるだけなので、最終14:20の便で一番最後のバスにゆったり乗って行きました。
細い山岳道路を約1時間で北沢峠まで行きます。
雨の後だけ現れる滝が流れていました。運転手山がバスをゆっくり走らせながら教えてくれました♪
以前は北沢峠まで広河原からバスが走っていましたが、道路が崩壊し現時点では復旧の予定はないとのことです。
現在は北沢峠に行くには戸台パークからの、このバスのみとなっています。
北沢峠の少し手前にある大平山荘前で下車。
直前に甲斐駒ヶ岳に変更したので空いているのが大平山荘だけだったのですが、これが大正解♪
私たち4人ともう1組の4人のみでゆったり過ごすことができました。山小屋のご夫婦もとても優しく接していただき、気持ちもほっこり。
美味しい水が常に流れています。
食事はないので、こちらで調理しました。トイレも綺麗で快適です。
北沢峠までは登山道を歩いて10〜15分くらいです。
翌日は朝5時に出発。
北沢峠から仙水峠方面へ向かいます。
途中にある長衛小屋が山頂までの最後のトイレになります。
初めは苔むした森の中を進みます。仙水峠まではゆっくり高度を上げていきます。
ちょっとした岩場も。
木の橋を渡ります。
仙水峠まで岩場の道が続きます。
ミヤマハナゴケ
仙水峠に着きました。
去年登った鳳凰三山 地蔵岳のオベリスクが見えた♪
摩利支天とその左奥に甲斐駒ヶ岳。
仙水峠から駒津峰まで樹林帯の中の急登が続きます。
小仙丈ヶ岳の奥に隠れていた仙丈ヶ岳が見えてきました。
急登で体力が奪われていく。。
右が駒ヶ岳。山頂に行くには目の前のピーク(駒津峰)を登らないといけません。
けっこうガスが上がってきてる。山頂に着くまでもつかなー
振り向くと北岳、間ノ岳、塩見岳が見えます。
御嶽山も見えました。
駒津峰への最後のひと登りは森林限界を超えたガレ場の道。
ようやく駒津峰に着きました。
駒ヶ岳の山頂が目の前に迫って見えます。
ここからしばらく岩場が続くのでカメラをしまいました。
岩場続きの道が終わって一息。そこまで危険な箇所はありませんが人が多くて渋滞気味でした。
振り返っての六方石。
岩場が終わっていよいよ山頂もすぐそこ。
岩場の直登ルートと巻道ルートがありますが私たちは巻道ルートへ。
多くの人が巻道ルートを選んでいました。
直登ルートを歩く人が見えました。直登ルートは難易度高めのようです。
巻道コースはザレ場多く、滑りやすい道です。
山頂手前のザレ場が一番きつかったです。筋力と肺活量不足を実感しました。
山頂に到着!わらじがかけられた祠があります。
空は晴れていますが下からガスが上がり、周囲の景色は隠れてしまいました。
長野側の山頂標は『東駒ヶ岳』
反対側の山梨側は『甲斐駒ヶ岳』 看板の山の形も違います。
駒津峰まで来た道を戻ります。
滑りやすいので小股で気をつけながら下ります。
山頂手前のピークに駒ヶ岳神社の本宮があります。
行きに撮れなかった岩場の様子。
帰りは岩場を上る箇所が多いです。
六方石
岩場の連続する道ですが、難易度はそれほど高くないと思います。
駒津峰まで戻ってきました。
駒津峰から来た道とは違う、双児山方面に下ります。
ハイマツの道。
栗沢山
歩きにくいガレた道。
樹林帯歩きに変わりました。
双児山山頂手前に携帯トイレブースがありました。
携帯トイレも中に用意されており、ゴミは北沢峠のトイレで200円を払い回収ボックスに入れます。
トイレにはゴミが残らないので、臭いも全くなく快適に使用できます。
双児山山頂は狭いピークです。
双児山から北沢峠まで延々とこのような道を下っていきます。
景色が変わらないので余計に長く感じました。
北沢峠に着くとバス待ちの長い行列ができていました。
15時発のあとは16時発になりますが、みんなが座れるように何台もバスが上がってきて乗せてるうちに16時になっているような感じでした。
私たちは大平山荘に荷物を置かせてもらっていたので、大平山荘から乗車しました。
南アルプス方面も天気が不安定だったので、続けて仙丈ヶ岳を登る選択肢はありませんでしたが、仮に登るチャンスがあったとしても2座続けて登れなかったと思います。。
仙丈ヶ岳は雄大でいいお山なようなので、次の機会に登ってみたいです。