【スリルのある鎖場と海の眺めが素晴らしい千葉の低山を縦走】
歩行時間 4時間53分
コース
天神郷バス停10:26→(37分)→11:03東屋11:06→(18分)→11:24伊予ヶ岳南峰11:32→(4分)→11:36伊予ヶ岳北峰11:38→(28分)→12:06桜の広場12:37→(30分)→13:07六地蔵登山口13:10→(60分)→里見八犬士終焉の地14:10→(31分)→14:13富山14:17→(58分)→福満寺15:15→(27分)→15:42岩井駅
トイレ 岩井駅、天神郷バス停前の神社にあり
マップ
新宿から特急さざなみに乗り、岩井駅で下車。
目の前に止まっていた黄色いバス「富山線・トミー号」に乗り込みます。
20分ほどで天神郷バス停に到着します。
伊予ヶ岳は低山だけど山頂のそびえ立つ岩場からの眺望が素晴らしい山というので、どんな眺めか楽しみ。
山頂直下の岩場は急な鎖場だけど、登れるかな?
「これは危険・・」とか「意外と大丈夫」とかいろんな感想があってどんな難易度なのかいまいちわからない。
試してみるしかないね。
バス停目の前にある神社にトイレがあります。
神社からいかにも登山道っぽい道が続いてますが、そちらは行かずに道標に従い左側の道を進みます。
伊予ヶ岳登山口
しばらくは低山らしい雰囲気の道をなだらかに上がっていきます。
登山口から15分ほどで富山と伊予ヶ岳の分岐。伊予ヶ岳へ行ってここまで戻り、富山方面へ行く予定です。
分岐からは急になり、道が崩れ気味なところもありますが特に危険な箇所はありません。
木々の間から富山が見えました。
ゴマナ?ヨメナ?がよく咲いていました。
あずまやが現れました。
あずまやの奥の見晴らしのいい空間にテーブルがあります。
あずまやの目の前の道からすぐ岩場が始まります。
この先危険!の看板が複数立ってます。どんだけの岩場なんだろう〜。ドキドキ。
最初は比較的緩やかでひょいっと登れます。
鎖は一定の長さで次々と現れます。傾斜もどんどん急になってきました。
登ったと思ったらまだ岩場が続きます。結構長い。
急な岩場ではあるけど、割れ目など足をかけるところはあるので自分のペースで登ればそれほど難易度は高くないかな?と思いました。
長い鎖場の先に山頂があります。
伊予ヶ岳山頂に到着
船のへさきのように岩が突き出ています。
海方面の景色が見渡せます。開放感たっぷり。
山頂から小さなアップダウンを繰り返し北峰へ向かいます。
北峰は狭いです。
先ほどの南峰が見えます。
少し下ると祠があるそうです。スルーしました。
北峰からの下りは地面がとても滑りやすく、ロープなしでは歩けないくらいでした。
そこまで急登というわけではないのですが、やたらと土が滑りやすい;;
桜の広場に向けて下っていきます。
桜の広場にたどり着くの?と不安になるような鬱蒼としたジャングルになってきました。
桜の広場が現れました。 あたりには河津桜の木があります。
芝生の広い空間で、休憩にぴったり。ここでお昼休憩をしました。
ゆっくり休憩して、広場から先に進むとまたもやジャングル感。
行きに通った山頂直下のあずまやに合流し、来た道を戻ります。
富山方面との分岐で、来た道とは別の富山方面へ進みます。
不思議な実。少し透き通った赤いグミのような実の頭に緑の丸が付いてる。
イヌマキという木らしい。
こちらは北欧っぽい模様の実。
いったん道路に出ます。ここから長い舗装路歩き。
伊予ヶ岳の南峰と北峰が見えます。
のどかな田舎道なので道路歩きもそこまで苦ではありません。
猫がこちらに向かって歩いてきました。ずいぶん人懐っこいなーと思ったら、私たちの横をスルーしてそのまま歩き去っていきました。
道路をひたすら歩くと「富山山頂」の道標が出てきました。
富山登山道と案内がありますが、まだ舗装路です。だんだん上り坂になり、地味に疲れてきました。
山頂手前のあずまやに到着。結局ここまで舗装路でした。
あずまやからの景色。
あずまやから階段を少しのぼると山頂です。
山頂は広場になっています。
海が輝いてる。見晴らしが良いです。
展望台は修繕中でした。
展望台と反対側の電波塔の裏にひっそりと山頂標がありました。
あずまやまで戻ったら福満寺方面へ下ります。
『愛の鐘』
階段状の道をぐんぐん下ります
道路に出る前の道は枝が散乱していて荒れ気味でした。
2つとも低山ですが、山頂からの見晴らしが素晴らしかったです。
空気の澄んでいる秋〜冬がおすすめ。
今度は桜の広場の河津桜も見てみたいな。
近くに道の駅富楽里とみやまがあり、東京方面の高速バスも出ています。