歩行時間 5時間31分
コース
寸庭橋8:50 →(48分)→ 9:38金比羅神社9:45 →(42分)→ 10:27休憩11:57 →(24分)→ 広沢山11:21 →(28分)→ 大塚山11:49 →(16分)→ 富士峰園地12:05 →(95分)→ 大楢峠13:40 →(42分)→ 14:22越沢バッドレス展望東屋14:35 →(36分)→ 15:11寸庭橋
トイレ寸庭橋、御岳山ビジターセンターにあり。
マップ
春は一斉にいろんな花が咲き始めるので、どの花を見に行こうかと迷ってしまいます。
ちょうど今頃はイワウチワが見頃という記事を見て、鉄五郎新道という山と高原地図には載っていないコースを行ってみることにしました。
古里から大塚山に続く鉄五郎新道にイワウチワの群生地があるそうです。
地図には載ってないルートだけど、道はちゃんとあるあらしい。
大多摩ウォーキングトレイルと同じ古里駅から歩いたところにある寸庭橋からスタートします。
鳩ノ巣駅近くにある無料駐車場に車を止めようとしましたが、8時で既に満車だったので古里駅方面に戻り、寸庭橋にある駐車場を利用しました。
ここから最短でスタートできるので結果オーライです。
電車の場合は古里駅から15分くらいでここまでこれます。
寸庭橋を渡り階段を下ります。
川沿いを歩き、本流から左に入ると小さな滝があります。
道なりに進むと、前方に小さな橋が見えます。
大多摩ウォーキングトレイルはこの橋を進みますが、今回は橋の手前の道を左に上がっていきます。
するとすぐにまた小さな橋が現れます。
事前の調べでは橋を渡らず右の道を行くと言ってたような気がするけど、右方向には道と呼べるものはなく狭い尾根状のこんもりした
斜面があるのみ。
でもよーく見ると、道っぽくなくもない。
「え、ここ!?」と思いながらも進んでみるとすぐに道らしき踏み跡が現われたので、きっと合ってるんだろうなーとそのまま進んでいきました。
するとすぐに分岐らしき道が。。
またまた、事前の調べでは分岐を右に行くとあったのですが、はて、これは分岐なのか?
と悩みながらも右に進みました。
その後小さな石像のようなものがあるところの分岐を右に行くと記憶してたのですが、道のような道でないような、良くわからない状態になり、なんとなく右方向に歩いて行くと道らしい道になったので、きっと合ってるんだろう、とそのまま進みました。
出だしの分岐のところはちょっとわかりづらい気がしますが、狭い範囲でのことなので大きく道を反れることはないような気がします。
道らしい道になると、右下に流れる川の音を聞きながら山の中腹をトラバースするような形で進んでいきます。
道は細いですがとてもなだらかで、途中「下りてきちゃった?」と思うくらい川が近くなりますが、また緩やかに高さを稼いでいきます。
ミツバツツジが咲き始めていました♪
黙々と歩いて行くと金毘羅神社の鳥居が現われました。
所々に咲くミツバツツジに癒される♪
鳥居を抜け、左に行くと大塚山方面。右は滝見台となっていて行き止まりの岩の上に小さな社があります。
これは大塚方面に少し進んだところから振り返った様子です。
右から上ってきて奥が滝見台。手前が大塚方面。
滝見台は岩の塊。ツツジ越しの石仏。
滝見台から下をのぞくと断崖絶壁。
越沢バットレスといって、クライマーたちがこの岩壁を上っています。
崖っぷちにある石祠。
緑と茶色の世界に映えるピンク。癒されます。
金比羅神社を過ぎると急斜面に変わります。
急斜面を少し上がるとイワウチワが現われました
看板が可愛い。。うちわの形です。
葉の形がうちわに似ていることから名前が付いたようです。
イワウチワ
道の脇の急斜面のところに咲いています。
近くで撮ろうと思うと体勢がつらい。
イワウチワの群生から少し上った先の、ケルンのある小さな岩場でお昼休憩にしました。
といってもまだ10:30でしたが;;
先ほどのイワウチワの群生から先は花が無くなったので、もう咲いてないかな、と思ったら休憩したケルンのある岩場の少し先を進んだところに沢山咲いてました♪
道の脇の急な斜面に咲いてます。
急斜面をつづら折りに登っていくと、広沢山に到着です。
見晴はありません。
広沢山から大塚山へは緩やかな道です。
建物の横を過ぎると大塚山の山頂に出ます。
大塚山から御岳山の富士峰園地までは20分弱。ほぼ平らな道。
右手に山が見えました。
山の名前を教えてくれるアプリで調べたら岩茸石山と表示されましたが、岩茸石山は反対側です(爆)
鋸山とかかな??
あっという間に富士峰園地前につきました。
階段を上ると富士峰園地です。
カタクリが沢山咲いてました♪
ロウバイもまだ少し残ってました♪
御岳山のケーブルカー駅からの道が左下に見え、合流しました。
ビジターセンターのすぐ先を鳩ノ巣駅方面に進みます。
民家を通り過ぎ、山道に変わりました。
平らな細いトラバースの道です。
ヨゴレネコノメが道沿いに沢山ありました。
タマゴケだ♪
八ヶ岳で沢山苔を見たけど、タマゴケに出合ったのは初めて。
かわいい・・・。
人も少なく、寂しげな道です。
ハシリドコロ
道の途中、カタクリがポツンと一輪だけ咲いていました。
橋を渡ります。
この橋の前後に小さな花が密集していて、よく見たらハナネコノメでした!
高尾山の日影沢で見たハナネコノメよりずいぶん小さい。
タチネコノメ
ニリンソウ、、かな?
大楢峠に出ました。
2014年度版の山と高原地図にはコナラの巨木と記してありますが、折れてます。
2015年の秋ごろに折れたようです。
東屋が見えました。
この東屋の目の前に越沢バッドレスがあります。
ほぼ垂直な岩壁をクライマーたちが上ってました。
豆大福を食べながらしばし休憩。
ここから登山道らしき道が見当たらないので一旦林道を歩きます。
バッドレスに下りる道があったので、そこから道がつながっていたかもしれません。
林道から再び登山道に入ります。
するとすぐに東屋のある松の木尾根に出ます。
鳩ノ巣駅方面と寸庭橋方面との分岐があります。
寸庭橋方面へ。
橋を渡ると行きに上った道があります。
行きの道にもどってきました。左に川を見ながら歩き寸庭橋を渡れば駐車場です。
スミレはスタートからゴールまでいろんなところで咲いていました。
もう少し短い距離にする場合は、大塚山から丹三郎尾根で古里駅まで戻ったり、御岳山から下りたりするといいと思います。
・山と高原地図 23 奥多摩