歩行時間 3時間20分
コース
一の鳥居8:18 →(66分)→ 9:24大杉の広場9:34 →(47分)→ 10:21武甲山10:48 →(31分)→ 大杉の広場11:19 →(56分)→ 一の鳥居12:15
トイレ 武甲山頂上付近にあり。
マップ
三連休の最終日、家族で山に行こうー。という話がもちあがったけど、山に興味のないカナは「行かない。」と一言。
なので、オットと2人で武甲山に行ってきました。
西武秩父線と川と道が平行する道を走り、武甲山方向へ左に入っていくと、セメント工場が現れます。
右も左も無骨な雰囲気漂うセメント工場の白い建物に、道路もセメントの粉のせいか白くなり、その奥には白い姿の武甲山がそびえ、全てが白い不思議な世界が広がっていました。
セメント工場群を抜けて、細い道の先にある武甲山御嶽神社の一の鳥居駐車場に到着。30台くらい駐車できます。
腕や背中の筋が見え、歯は鋭く、凶暴そう;;
登山口にある地図。
これはもしや・・?
ブコーさん。
ちょっと視界が悪そう(^^;)
お腹が太鼓です。 秩父出身の落語家、林家たい平さんがデザインしたそう。
駐車場からすぐ登山道が始まります。
ここから頂上まで、途中の広場を除き延々と登りが続きます。
下りとか水平とか、一切ありません。 ただひたすら登るのみです;
点々と○丁目という丁目石が置かれてます。
ちなみに頂上の神社は五十二丁目。
沢の音を聞きながら歩き、コンクリートの道から山道に入ります。
なだらかな道を少し行くと・・・
不動滝が現れました。
滝の水が飲めるようになってます。
「すごく冷たい!」って程ではなく、ほどほどの冷たさでした^^;
小さい切り株に、さくっと「頂上」の道標。
でも頂上はまだまだ先!!
武甲山御嶽神社参道と彫られた石柱。
坂はそれほど急ではないです。
しかし!いつまでも続く上り坂・・
小さな祠があります。
それほど湿気は感じませんが、結構苔むしてます。
もくもくと登る。
もうずいぶん登ってきて、上を見ると木々の間から白い空(曇ってるので)が見えてきた。
もしかしてもう少しで頂上!?
と思ったら広場に出た。
ゼェゼェと息を切らしながら看板を見ると、にこやかに笑うウサギ(?)が
「ここまできたね。 あと60分」
と悪魔の宣告Σ(T□T)
大杉の広場で少し休憩して、気合を入れ出発。
深い森に来たような風景。
広い山の斜面が見渡せます。
もやが濃くなってきた。
山頂下の広い場所に着きました。
広場右奥にトイレがあります。
いろんな木々の表情がおもしろい。
ふもとから見た時に、頂上だけ雲に覆われてたけど、やっぱり雲の中だ。
うっすらと武甲山御嶽神社が浮かんでる。
武甲山の解説看板。
ブコーさん・・。
神社の脇を通って頂上へ。
岩の坂の先は真っ白な世界。 天国への階段のよう・・・
着いたー!
武甲山山頂です。
山頂は狭くてベンチなどはありません。
柵の向こうは・・見事に真っ白です。
ここまで白いとは、潔いぞ。
何も見えない中、時々下のほうから採石作業らしき「カーン」という金属音が聞こえてきて、非日常的な感覚に包まれました。
おにぎりを食べてから、下山開始。
もやがさらに濃くなってるような気がする。
幻想的だ~。
雲の中から抜け出し、どんどん下ります。
ひたすら下り、不動の滝まで戻ってきました。
最後のコンクリートの下りが足にくるー;
ようやく駐車場にたどり着きました。
武甲山は男っぽい山というイメージがあったけど、実際行ってみて岩場や鎖場などのイベントもなくひたすらストイックに登り、やっぱり男っぽい・・と確信しました。
登って下りる、そのシンプルさにスッキリした気分です。
・武甲山の天気予報てんきとくらす
・山と高原地図 22 奥武蔵・秩父