歩行時間 7時間14分+散策41分
コース
6:00鳩待峠 →(83分)→ 山の鼻7:23 →(尾瀬散策・41分)→ 山の鼻8:04 →(178分)→ 至仏山11:02 →(51分)→ 小至仏山11:53 →(37分)→ オヤマ沢田代12:30 →(85分)→ 13:55鳩待峠
トイレ 鳩待峠・山の鼻にあり。
マップ
尾瀬の草紅葉が見頃のようなので、池袋発の夜行バスに乗って行ってきました。
戸倉でしばらくバス待機した後、マイクロバスに乗り換えて朝の5時頃に鳩待峠に着きました。
着いた時はまだ暗く小雨が降っていたので、鳩待峠休憩所でレインウエアを着たりゲイターをつけたりパンを食べたりしているうちにあたりが明るくなってきました。
休憩所の食堂はまだオープンしてませんでしたが電気がついて自由に利用できました。

鳩待峠から直接至仏山へ往復する場合はこの登山口から登ります。

山の鼻へ向かう場合はこちら。

時々小雨の降るなか、整備された木道を少し下りながら歩いていきます。
よく滑ると聞いていたので、覚悟していたらそれほどでもなかったです。

樹林帯が続きます。

尾瀬は熊が多いらしいです。
山の鼻までにこんな鐘が2つありました。

だいぶん紅葉が進んでる♪

すっごいカラフル!

紅葉を見ながらのんびり歩ける気持ちのよい道。

山の鼻までの後半はほぼ水平。

みごとにオレンジです。

雨があがってきました。

至仏山荘が見えてきたらもう山の鼻です。

山の鼻に到着。
今回ヤマタイムで印刷した地図を持っていきましたが、地図では鳩待峠から山の鼻のコースタイムは50分となっています。
でも実際かかったのは80分程でした。

せっかくなので、少し散策しました。

草が一面黄金色。
晴れたらもっときれいだろうなー。
少し空が明るくなってきたけど、まだ雲に覆われてます。


至仏山のふもとに日が射してる。
でも山頂はガスガス。

ズミ

至仏山に向かいます。

朝だけど夕方みたいにオレンジ。
木道をまっすぐ進みます。

登山開始!
石や木の階段と上り坂がまっすぐどこまでも続きます;;

雨が降ったせいか水が流れ、泥水で石が隠れて地面の高さがわからないくらいのところもありました。
しかも、石の大きさがまちまちで歩きづらいです。

結構急なので、あせらずゆっくり上ります。

中間地点付近までくると、後ろの視界が開けて尾瀬の姿が見渡せます。
正面に見えるのは燧ケ岳。向こうも山頂が隠れてるな。

中間地点あたりから、蛇紋岩だらけになります。
これがとっても滑る。
かなり気をつけないとツルっといってしまいます(汗)

滑るうえに鎖場は恐怖です;

だいぶん上ってきましたが、まだ道は続く。。
こんどは木の階段です。
ところどころ斜めってて滑りそうになりました。

山頂に近づいてくると雲に覆われ、強風が吹き付けてよろけそうになりながら上っていきました。
気温は5〜6℃くらい。歩いているので長そでTシャツとブラウスだけで大丈夫でしたが、強風で体温が奪われそうになりパタゴニアのフーディーニをはおりました。
とっても薄手で保温には全く役立たなそうに見えますが、風を通さないというだけでこんなに寒さから守ってくれるんだ!と、ウィンドブレーカーの大切さを実感しました。

木の階段が終わって、もうすぐ山頂かな!?
と思ったら岩陰の向こう側にまだまだ続く道が見えました・・
な、ながい。。
ガスガスの道を黙々と歩きます。

至仏山頂の標石がひょっこり現れました。
やっと着いたー。
だけど視界ゼロ。
遠出する山はガス率が高いな・・

山の鼻から至仏山頂まで、ヤマタイムのコースタイムでは2時間15分だけど、実際は3時間かかりました。
この先どれだけかかるのか読めなくなってきたから、すぐ小至仏山へ向かいました。
山頂から進むと、ガスガスの中岩肌にはうっすら雪が積もり、右側は切れ落ちて、岩は大きく下りづらい・・
ちょっと危ない道に見えましたが、歩いてみるとそれほど危険ではありません。
ただ、岩は相変わらず滑ります。

足を置くところを探すのに手こずります。

天気は急激に回復方向へ。
晴れ間が覗くようになりました。
むこうにはならまた湖が見えます。

小至仏山に到着。
しつこいようですが、ヤマタイムでは20分のところ51分かかりました。
こうなるとヤマタイムのコースタイム、合ってるのか!?と疑問が・・・
山と高原地図だと35分のようですね。
私の足が遅いのか^^;

どんどん晴れてきた。
ゆっくりしたいけど、やっぱり時間が気になるので下ります。

小至仏山を過ぎると、大きな蛇紋岩がなくなり歩きやすくなります。

整備された道。

振り返ると青空。
至仏山は岩の山なんだねー。

笠ヶ岳への分岐

オヤマ沢田代

なだらかな道がずーっと続きます。


左を見ると、燧ケ岳もすっかり晴れてる。


赤よりオレンジと黄色が多かったです。

下りの後半は単調な道が続き、とても長く感じました。


ようやく鳩待峠に到着しました♪

至仏山はのどかな尾瀬のイメージとは違い、結構ハードでした。
長い登りも大変ですが、そのうえ滑る岩はとても神経を使い、気疲れしました;;
夜行バスでの山登りは疲労が溜まるかなと思ったけど、全然平気でした。
出発の日は仕事もなくゆっくり過ごせたからかな?

・直通夜行バス:サンシャインツアー
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・至仏山の天気 てんきとくらす


・山と高原地図 14 尾瀬 燧ヶ岳・至仏山
・2万5千分1地形図


