双六岳

双六岳

point歩行時間 (1日目)8時間03分  (2日目)7時間59分

pointコース
(1日目)
新穂高登山指導センタ6:24ー(10分)→ 登山口6:34 →(67分)→ 7:41わさび平小屋7:47 →(32分)→ 小池新道入口8:19 →(58分)→ 秩父沢出合9:17 →(45分)→ イタドリヶ原10:02 →(38分)→ シシウドヶ原10:40 →(50分)→ 11:30鏡平山荘12:10 →(73分)→ 弓折乗越13:23 →(31分)→ 花見平13:54 →(23分)→ くろゆりベンチ14:17 →(56分)→ 15:13双六小屋

(2日目)
双六小屋4:00ー(76分)→ 5:16双六岳山頂5:32 →(65分)→ 6:37双六小屋7:22 →(34分)→ くろゆりベンチ7:56 →(167分)→ 秩父沢出合11:43 →(46分)→ 小池新道入口12:29 →(23分)→ 12:52わさび平小屋13:20 →(58分)→ 登山口14:18 →(10分)→ 14:28新穂高登山指導センター

pointトイレ 新穂高登山指導センター、わさび平小屋、鏡平山荘、双六小屋にあり。

pointマップ

 

 

今年の目標だった秋田駒ケ岳に行けて満足してましたが、まだまだ夏は終わってないので夏の高山へ!と宿1泊2日で北アルプスに行ってきました。
毎日アルペン号の夜行便で新穂高温泉まで行きます。
さすが山の日というかお盆休みだかからか、乗車場所となる新宿のバスターミナル(バスタではありません)は、上高地・新穂高温泉以外にも北アルプスの別の玄関口である折立や富士山、谷川岳などに行く登山者でごった返してました。

新宿まで来る道路も渋滞だったようで、出発予定時間を1時間遅れでようやく出発。
朝の6時過ぎに新穂高温泉に到着しました。

新穂高登山指導センターで登山届を提出します。
一緒にカードを渡されました。氏名・出発日・下山日を記入して下山時に提出すると下山届となります。
トイレもあります。

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10分ほど歩くと登山道入口。
ここから野口五郎岳や三俣蓮華岳、鷲羽岳、雲ノ平、槍ヶ岳などに縦走できるので、みんな荷物が大きい!

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小池新道入口までずっと林道歩きが続きます。
沢沿いで水の音を聞きながら歩きます。
水は水色がかった乳白色で水量も豊富です。

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お助け風と書かれた風穴がありました。
ひんやりした空気が気持ちいい♪

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笠新道登山口。
笠ヶ岳に行く人はここを左に登っていきます。
最初からすごい急登です。

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しばらく歩くとわさび平小屋がありました。

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わさび平小屋といえばコレ。
野菜や果物が浮いていました。美味しそう。

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さらに林道が続きます。

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小池新道入口を過ぎるとすぐに岩だらけの道に変わります。

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『小池新道』
この辺りは岩だけど段差が少なく、岩の上面が平らなので歩きやすいです。

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秩父沢が見えてきました。
ゴーっという轟音が響き渡ってます。

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秩父沢。
人・人・人でごった返してます。
斜面には雪渓が残ってます。

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岩場が続きます。
岩の段差が大きくなって疲れてきました;

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九十九折りの岩場をひたすら上ります。

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小さく開けた空間のある木道に『熊のおどり場』の文字がʕ •ɷ•ʔฅ

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踊るのにちょうど良さそうな広さです。

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熊のおどり場から20分ほどで鏡池に到着しました。

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目の前には槍ヶ岳があって、鏡池に映る槍が有名ですが今日は真っ白で何も見えません(。✖д✖。)

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11時半だったので鏡平山荘でお昼にすることにしました。
鏡平山荘はかき氷が有名で、みんな食べてました。
イチゴやレモンなどの他に宇治金時なんてのもあります。アイス乗せもできます。
魅力的~(´∀`*) だけどお腹の弱い私は我慢。。

カレーを頼みました。半券がかわゆい.。*゚+.*.。

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具が沢山入ってました。オーソドックスなカレーです。

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お腹も満たされ、鏡平山荘を後にします。

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稜線のようなところを歩いたりして、お天気が良ければ見晴らしもいいんだろうけど周りの様子がいまいちわかりません;;
ただ、周りは高山植物が豊富で癒されます♥

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弓折乗越。
弓折岳と双六小屋方面の分岐点です。

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双六小屋方面へ登ります。

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目の前に見えるのは明日登る双六岳。
緑の濃淡と白い筋がいかにも山らしくてワクワクする♪

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ガスってても気持ちのいい道です。

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(左上)ミヤマリンドウ (左下)ミヤマダイモンジソウ (右上)チングルマの穂 (右下)?

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(左)ヤマハハコ (右)ミヤマオトコヨモギ

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砂漠地帯のような草の生えてない開けた場所に出ました。
奥に鷲羽岳がチラッと見えてます。

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砂地の周辺はお花畑が広がってました。
ハクサンイチゲも沢山咲いてました♪

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イワカガミ

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花見平の奥には双六岳。

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稜線ルートです。

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右側は落ちたら戻ってこれなさそうな砂の斜面。

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くろゆりベンチが見えます。
くろゆりベンチもお花畑のような空間です。

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双六小屋とテント場が見えました♪
どっしり構えた鷲羽岳がかっこいい!

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小屋が見えてるけど、近そうで遠い道のり。

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テント場手前に広がったお花畑にクロユリが咲いてました。

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ようやく双六小屋に到着ー!
賑わってるなぁ。

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鷲羽岳方面の展望が素晴らしいです。

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双六小屋で宿泊の手続きをしました。
今日は夕食は3回に分けての提供となり、私たちは2回目の17:30でした。

夕食まで時間があったのでケーキセットを頂きました。
ダブルチーズケーキ。甘さ控えめで美味しかった~♪

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夕食のメインは天ぷら。
抹茶塩やそうめんのつゆにつけて食べます。
サクサクしてて美味しかった♪
ニンジンの天ぷらは初めて食べたな。

疲れた体には味噌汁とお茶が体に染みるー♪

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最初は2人で1つの布団を割り当てられましたが、空きが出て別の4人部屋に移動させて頂き1人1つの布団でゆっくり寝れました♪
帰りのバスが14:45発なので、3:30起きで双六岳に登り、小屋に戻って朝食を食べて下山することにしました。

早朝まだ暗い中、双六岳に向けて出発。
出発の準備をしていざ出ようとしたら、用意していたヘッドランプが見当たらない(汗)
ザックの中や部屋の中を探しましたが見つけられず、同行者のrieちゃんのライトを頼りに歩きだしました。
ちゃんと持ってきてもいざという時に使えなければ意味ないですね;; 

最初はハイマツの中を上っていきます。
やがて岩場に変わります。写真ではとても急そうに見えますが、それほどではありません。

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岩場を越えると広い稜線がずっと続きます。
雲上の楽園のようです・・晴れていれば。

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空がだいぶん明るくなってきました。

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真っすぐな道を延々歩いてようやく山頂らしき場所が見えました。

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双六岳山頂に到着ー
ガスってるー!

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気づけば太陽もすっかり昇ってます。

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空の高いところは青空も見えます。
雲が流れて黒部五郎岳の一部が見えたり隠れたり。

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朝の空気と青空と雲海。とても美しい眺めでした。

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すっかりと晴れた景色は見れませんでしたが、下山の時間もあるので小屋に戻ります。

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稜線の向こうには槍ヶ岳が見えるはずですが、雲に隠れて見えません。
すると、大きな雲の塊が右から左に流れ、一部が見え始めました。

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少し待っていると、一瞬だけ槍ヶ岳の姿が!
ほんとに少しの間だったけど感動的でしたー(≧▽≦)

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地平線みたい。

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朝日と靄が幻想的。

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分岐。
三俣蓮華岳への中道はお花がいっぱい咲いてるそう。
こちらも歩いてみたい。

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小屋に戻ってきました。

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『双六小屋』の文字は田中澄江さんのもの。

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6:30を過ぎた食堂には誰もいませんでした。

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7時過ぎに小屋を出発。
外に出ると雨が降っていたのでレインウエアを着ました。

開きかけのハクサンフウロ。
自然の形は綺麗だな。

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クロユリベンチからの眺めも昨日にまして辺りは真っ白。

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高山植物は種類豊富です。
今までの山で見た花が一通り咲いているんじゃない?というくらい色々咲いてます。

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ウサギギク

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視界も悪いのでひたすら黙々と下っていきます。
ちょっと地味な印象の道。
でも晴れたらまた印象が変わるのかもしれないな。

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バスの時間まで少し余裕があったので、わさび平小屋でそうめんを食べました。
缶詰のミカン、久々に食べたら美味しかった♪

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毎日アルペン号のバスは4列シートと3列シートがあり、帰りは3列シートにしました。
3列シートは座席の幅も前後の間隔もゆったりで、とっても快適でした♪
4列シートのバスは夜行仕様ではなく普通の観光バスだったので、寝るにはちょっと窮屈な感じでした。
毎日アルペン号を利用するときは少し料金が高くなっても3列シートがいいなと思いました。

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北アルプス 双六小屋

岐阜県 山のグレーディング

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こつこつ登山日記

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山を歩く

今日という日を忘れずに

山登りにハマりました。

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山と高原地図 38 槍ヶ岳・穂高岳 上高地

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