飯盛山

飯盛山

【一面のニッコウキスゲと開放的な展望 が待つ初夏のゆるハイク】

point歩行時間 2時46間分

pointコース
平沢峠9:29→(18分)→宮司の滝分岐9:47→(43分)→10:30平沢山10:37→(30分)→11:07平盛山11:14→(8分)→11:22飯盛山11:41→(22分)→平沢山12:03→(45分)→12:48平沢峠

pointトイレ 登山口にあり

pointマップ

山肌を染めるニッコウキスゲの景色が見たくて、1泊2日で飯盛山登山を計画しました。

コースは往復3時間かからない日帰りコースですが、のんびり1泊してのゆる登山。

初日は南牧村にある『苔と湧水の南沢遊歩道』をハイキングしました。

 

そして2日目に飯盛山へ。お天気もよく登山日和。どんな景色が見れるか楽しみです♪

ニッコウキスゲは正確には飯盛山のすぐ手前にある大盛山の斜面に咲いています。

 

スタートは平沢峠

平沢峠駐車場に車を停めてスタートです。

駐車場は広く、9:30頃到着して満車に近かったですが停めることができました。

駐車場のすぐ横には『しし岩』があります。

駐車場の向かい側に登山口があります。

ここは『しし岩登山口』です。

平沢山、大盛山を登って飯盛山まで行きます。

 

電車でアクセスすることも可能です。

一般的なルートは、野辺山駅 → しし岩登山口 → 飯盛山 → 平沢登山口 → 清里駅 またはその逆方向に歩くスタイルです。

ただし、どちらの駅からも登山口までは少し距離があるので、暑い日はつらいかも。

登り始めは笹の繁る細い樹林帯です。

ふと視界が開けて、振り返った先に広がっていたのは、雄大な八ヶ岳とその裾野の景色でした。

まっすぐ続く樹林帯の道

しばらくはこんな感じの道が続きます。

清里・野辺山エリアは標高が高く、カラッとしていて涼しいですが、歩き始めるとやはり暑いので日陰の道はありがたいです。

シモツケ

ゆるゆると登っていきます。

6月ももう終わりに近いけどツツジが残っていました。

分岐を右へ行くと平沢山を捲きますが、まっすぐ進んで山頂へ向かいます。

山頂らしき開けた空間が見えてきました。

平沢山  1,653m

平沢山山頂に到着しました。

急に展望がひらけて周りの景色がよく見渡せます。

不思議な形の山頂標です。

昔は何かがはまっていたのかな?枠組みだけが残っている感じにも見えます。

ウツボグサ

グンナイフウロ

他にもネバリノギランやオダマキなど思いの外いろんな花が咲いています。

 

八ヶ岳はすぐ目の前にあります。

進行方向にはお椀を伏せた形の飯盛山、左の丘が大盛山です。

平沢山からの下りはザレ気味です。

飯盛山方面へ。

実がたくさんついてる。マメザクラかな?

アヤメも咲いていました。

日差しが容赦無く降り注ぐので、熱中症対策として使い捨ての冷感タオルを帽子と頭の間に挟んで歩きました。ひんやり感が長続きして快適です♪

メントールの香りが強力なので、虫も寄ってこず一石二鳥です。

右の道は大盛山を巻いて飯盛山へと続きます。

大盛山に寄りたいので左の道を進みます。

大盛山は鹿よけのフェンスに囲まれています。

一面に広がるニッコウキスゲ

扉を抜けて少し登ると視界が一気に開け、一面のニッコウキスゲが咲き誇っていました。

イブキトラノオもたくさん咲いています。

ニッコウキスゲと八ヶ岳

ニッコウキスゲの咲く小高い丘の上が大盛山の山頂です。

飯盛山はすぐ目の前。コンパクトでいいね♪

飯盛山方面へ降りながら何度も振り返りたくなります。

平和な風景だなー。

鹿よけフェンスを抜けて、飯盛山へ一息に登ります。

飯盛山 1,643m

飯盛山山頂に到着♪

高い木が生えていないので日差しを遮るものがありません。

そのかわり360度の大展望。

山頂は広くはないですが、ベンチや並べられた木の柱に腰掛けて沢山の人が休憩していました。

  

ニッコウキスゲ以外にもいろんな花が見れて嬉しいな♪

ヤマハハコに似てるけど葉っぱが違う。ヤハズハハコ?

タカネナデシコ

帰りは大盛山、平沢山を巻きながら来た道を戻ります。

畑の白いビニールシートがいっぱい!

そういえば、宿で食べたサラダのレタスがシャキシャキで美味しかったなぁー。

危険なところもなく、のんびり歩きにちょうどいいコースです。

 

キバナノヤマオダマキ

無事下山。シモツケが出迎えてくれました♪

駐車場横のしし岩へ寄り道。

国立天文台の電波望遠鏡が見えました。

お手軽にスリルを味わえます。もちろん景色も最高!

帰りにヤツレンに寄ってソフトクリームを食べました。美味しかった。

お手軽に登れてこれだけ眺望が良くてお花も楽しめる山はなかなかないのでは?

観光とあわせて、ぜひ1泊してゆっくり楽しんでみてはいかがでしょう。

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