歩行時間 3時間41分
コース
千畳敷駅8:14 →(58分)→ 9:12乗越浄土9:25 →(23分)→ 9:48中岳9:55 →(25分)→ 10:20木曽駒ケ岳10:35 →(29分)→ 中岳11:04 →(16分)→ 乗越浄土11:20 →(70分)→ 12:30千畳敷駅
トイレ千畳敷駅、各山小屋にあり。
マップ
1度行ってみたいと気になっていた、千畳敷カールで有名な木曽駒ケ岳に家族で行ってきました。
紅葉シーズン真っ只中の木曽駒ケ岳は大混雑するそうなので、夜中の2時に家を出て5時半過ぎに菅の台バスセンターに到着。
ギリギリセーフでバス乗り場に近い駐車場に駐車できました。
菅の台バスセンターからロープウェイのしらび平駅までは一般車通行止めなので、バスに乗り換えます。
切符売り場でバスとロープウェイの往復チケット(大人3,900円)を購入。
バス乗り場は列ができていて、30分くらい待ちました。
とても細くてとても急な道を30分かけてのぼっていきます。
所々でバスがすれ違うのですが、とにかく道が細く、少し広くなってる場所で一方が待機していてその横をスレスレの距離で通っていきます。落ちそうで怖い。
しらび平駅に着きました。
ロープウェイも順番待ちの状態です。
番号の書かれた紙をもらい、番号を呼ばれるまでそこらへんで待ちます。
45分待ちでロープウェイに乗りました。
標高1661.5mのしらび平から約8分かけて2,611.5mの千畳敷カールまで上ってきました。
ロープウェイからの景色だけでもかなり見ごたえありです。
千畳敷駅の目の前には素晴らしい景色が広がっています。
駅を出ると目の前には千畳敷カール!
これでもかっ!という青空に、赤・黄・緑の景色が間近に迫っています。
まだ1歩も進んでないのにこの景色です。
しばらくこの雄大な景色に見とれた後、ここから進んでいきました。
チングルマの穂
しばらくはなだらかな道を歩きます。
右を見ると、下のほうに雲があり、遠くまで連なる山が見えます。
中央奥に見えるのは富士山です。
人の列が続いています。
周りを見上げると、ギザギザの岩だらけ。
少しずつ急になっていきます。
八丁坂分岐。2つとも折れてる・・。
九十九折の坂道が上まで続きます。
白っぽい岩が転がる道を歩きます。
落石防止のため、危ないところはワイヤーで固定してあるので、それほど危険はないです。
振り返った景色。
奥に見える建物はロープウェイの駅&ホテルです。
魚が反り返ってるみたい。
さらに急になり、後ろを見ると高度感たっぷりです。
一気に上ったら、広い場所に出ました。
乗越浄土です。
北方向のパノラマ写真。
左のこんもりしたのが中岳、右のとんがったのが伊那前岳。
(クリックで拡大します)
天狗荘と中岳。
天狗荘から少し左には宝剣山荘。
さらにすこし左に宝剣岳。
宝剣山荘と天狗荘を過ぎ、中岳へ向かいます。
乗越浄土からこのあたり一帯は広くて平らです。
天狗荘をすぎたところから振り返ってパチリ。
目の前に見えるのが中岳。
巻き道との分岐。
巻き道は危険らしいので、行きも帰りも中岳を通ります。
大きなケルンがありました。
高さ3~40cm程のハイマツが茂っています。
地を這うからハイマツという名前なんだそう。
山小屋の荷物を運搬しているのか、結構ヘリコプターが飛び交ってます。
中岳山頂は大きな岩だらけの場所です。
祠がありました。
中岳から一旦下ります。
水色の屋根は駒ヶ岳頂上山荘。
山荘そばにテントサイトがあります。
これを上れば駒ケ岳山頂です。
大きな岩がゴロゴロしているので、足をくじかないように気をつけて上ります。
山頂が見えました。
石垣に囲まれた、ちいさな木曽駒神社。
左の建物は売店で、バッジやお守りを販売してます。
わぁー、さすが高山!
山頂からは遠くまで視界をさえぎるものがないっw(*゚o゚*)w
雲と山頂が自分より下にあります。
山頂は広くて、沢山の人がくつろいでます。
黒々とした色合いが高山植物っぽい。
木曽駒ケ岳から中岳方面に戻ります。
ハイマツ。
宝剣山荘の裏手にある石碑。
岩の陰にひっそりと咲くイワツメクサ。
サルのような天狗のような形だな~。
と思ったら、天狗岩という名前がついていた。
来た道を戻ります。
宝剣岳の右方面。深く切れ落ちています。
乗越浄土からは急な下りです。
急ですが、気をつけて下りればそれほど危険はありません。
千畳敷カールはすこしガスがかかってる。
でも上を見上げると真っ青!
下から雲が上がってきて・・。
上に抜けていきます。
白い岩に秋色の葉っぱが映えます。
ミヤマコウゾリナ。
ナナカマドの実。
茎や葉まで紫になったヨツバシオガマ。
とーっても小さな花。なんて名前だろう。
チングルマ。
八丁坂分岐から、周遊路を歩きます。
千畳敷カールがいい角度で見えます。
剣ヶ池に生えてる赤い実をつけた枯れ木がかっこよかった。
ヤマハハコ。
千畳敷カールのパノラマ。
(クリックで拡大します)
12:30ころ戻ってきて、1時間待ちでロープウェイに乗りました。
素晴らしい景色をありがとうございましたm(_ _)m
乗越浄土から下山している頃、木曽駒ケ岳山頂からも見える御嶽山が噴火しました。
しかし、そのときはそんなことが起こっているとは全く知りませんでした。
時間が経つにつれ大変な状況が明らかになり、じわじわと恐ろしさがこみ上げてきました。
自然ってものすごく素晴らしいけど、その分怖さも桁外れ。
自分も目の当たりにしたらなす術がないと思います。
そういう自然の中に生きてることを少し意識しました。
・木曽駒ケ岳登山マップ(中央アルプス観光株式会社)
・千畳敷カールまでの運賃・時刻表(中央アルプス観光株式会社)
・オススメコース>木曽駒ケ岳(南信州山岳ガイド協会)
・山ガール 山歩きガイド・木曽駒ケ岳
・信州駒ヶ根ガイド
・千畳敷カール ライブカメラ
・山と高原地図 40 木曽駒・空木岳 中央アルプス